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【死にたくなるスロット依存症話】5円スロットのコインを6枚使ったら警察呼ばれた件

その日は朝から会社をサボってスロット屋へ。

 

昼もまわり、15時を過ぎた頃には負け額7万円オーバー。こんなことなら会社行っとけばよかったと後悔しながらも、すでに後戻り出来なくなっていた。

打っても打っても当たらず、いったん20スロを諦めて5スロ専門の店へ移動。

 

 

今さら5スロで取り戻せるはずもないのに、5スロの台を乱れ打ちし、さらに4千円を負けて手持ちは残り8千円。

仕方なくまた20スロの店に戻り、まったく出てもいないホールをウロウロ。手持ちもジャグラーぐらいしか打てない金額なのに、なぜかガラガラの北斗の拳の台に座る。

 

千円を一瞬で溶かし、「クソッ!なんでこんな一台も出てないんじゃ!」とイライラしながら、財布の小銭入れに入っていた、さっきの店の5スロのコインを6枚入れて回し、席を離れた。

 

 

その後、スロットを諦めてパチンココーナーを徘徊し、「1パチでもMAX機なら、1~2万くらい取り戻せるかも・・」と養分丸出しの考えで1円パチンコに着席。5分ほど打っていた。

 

すると、自分の後ろにふたりの店員が立ち、「お客さん、ちょっとよろしいですか?」と声をかけてきた。

なんだ?と思いながら「はい」と返事をすると、「お客様、さきほどスロットコーナーでご遊戯されていましたか?」と聞いてくるので、「はい、してましたけど」と返事。なんか忘れ物でもしてたかな?と思っていると、「お客様、失礼ですがなにか思い当たることはごさいませんか?」と聞いてくる。

さっぱり意味が分からず、物言いもなんだか上からの偉そうな感じだったので、「なんですか?どういうこと?」とこっちもイライラ。

 

すると、「お客様、他店のコインの持ち込みをされませんでしたか?」と聞いてきた。確かにさっき5スロのコインを入れたなと思い当たったが、こっちもちょっとイライラしていたため、「いえ、知りませんけど?」ととぼけた。

「お客様が座ったあと、台を空けた店員が他店のメダルを確認しておりまして、監視カメラで確認したところお客様が使用している形跡がございましたので」

 

クソぼったくり店のくせに、たかだか数枚のコインで文句言ってくるんかと、さらにイライラが増していた僕は、「知りません。別の人が使ったんじゃないですか?」ととぼけとおそうとしたが、「お客様が入店してから台に座るまでの行動もすべてカメラで確認しております」と言われ、何を言っても無駄な状況だった。

 

なんなんだこの店!

以前、僕はこの店で8000円残っているカードを盗られたか無くしたかしまい、店員に落し物を探してくれと頼んだところ、それはできないと断られたことがあった。納得いかない僕は「監視カメラの映像で、だいたいどこで落としたとか盗られたとかわかりませんか?」と必死で食い下がったにもかかわらず、それはできないの一点張り。結局僕は8000円のカードを見つけられないまま、諦めたという過去があった。

客の頼みは一切聞かないくせに、たかだか数枚の持ち込みコインの犯人探しのためなら、監視カメラで徹底追跡するんか!心の底からムカついていた。

 

しかも、その時こっちの頼みをまったく聞いてくれなかったその男こそ、今目の前にいるコイツであることまで思い出した。

 

 

「お客様、ちょっと事務所までお願いできますか?」

 

なんなんだ?たかだか6枚ほどのコインを使ったからと言ってなんなんだ?こっちは7万円以上この店に落としてるんだぞ?ふざけんなよ!

 

そんな気持ちでイライラしながら、店員二人に挟まれて事務所へ連行された。

 

その態度のでかい腹の立つ男は店長で、自分よりもはるかに若いくせにめちゃくちゃ偉そうだった。

身分証明書やカバンの中身などすべてひっくり返され、チェックをされた。

 

情けなくて腹立たしくて、この時ばかりは本当にコイツを殴って逃げてやろうかとまで考えていたが、そんなことをしても状況が悪化するだけなので、早くほとぼりをさまして、今日はサッサと帰ろうと考えていた。

 

そんなとき、事務所のドアがガチャッ開き、また二人、人が入ってきた。

 

・・・警察だった。

なに?どういうこと?僕は一気に血の気が引いた。

 

事務所で何やら店員と話をしたあと、僕の前まで来て、改めて名前や住所、カバンの中などをチェックされ、免許証まで預かられた。

 

ありえない。。こんなコイン数枚、どの店からでも普通に出てくるだろ?金入れたサンドからでもゴロゴロ出てくるだろ?なんなの?ここまでするの?この店なんなの?

ぼくの頭の中はパニックと怒りと情けなさで、ぐちゃぐちゃになっていた。

7万円以上ぼったくられて、この仕打ちは一体なんなんだろう。俺はなぜ今、ここにいるのだろう。。なぜこんなことになっているのだろう。。

 

普通に会社に行っていれば、こんなことにはなってなかった。お金もまるまる残っていたし、警察に囲まれることもなかった。もう早く帰らせてくれ。もうスロットなんてしないから、早く開放してくれ!

 

そんな願いもむなしく、警察から言われたのは「それでは申し訳ないけど、今から警察署のほうで話を聞かせてもらうことになるから、一緒にきてもらえますか?」

 

はあ??マジでいってんのか??なに、これって犯罪者にされるってことなのか?もう理解できない!

 

パニックもおさまらないまま、パトカーに乗せられた僕は警察署に連行され、調書を取られた。

コインを持ち込んだ経緯、なぜ使ったのか、何枚使ったのか。低貸しコインなのか、etrc…

そもそもそんなに深い意味はなかったし、ただ財布に突っ込んでいたコインをなんとなく使っただけ。そんないろいろ聞かれても、むしろこっちが聞き返したいくらいだ。なんで通報されてるんだと。

 

ひと通り調書を取られたあと、最後に写真を撮りますと言われた。

これはまさに犯罪者が撮られる写真と一緒のもので、名前を書いたプラカードのようなものを手に持たされ、前や後ろ、横、メガネあり、メガネなしなどたくさん写真を撮られ、さらに指紋も取られた。ついでに犯罪歴がないかまで調べられた。

 

終わったころには夜の20:30をまわり、精神的にもボロボロになっていたが、ようやく解放されると思っているところに追い打ちをかけるように

「どなたか身元を引き受けてくれる人はいますか?」

 

は?こっちはもういい歳のおっさんだぞ?なんでそんなの必要あるの?

その時、連絡がつくのは母くらいのものだったが、会社に行っているはずの僕がスロットで警察に連行されているなんて、口が裂けても言えない。

 

なのでとにかく、一人なので誰もいないと言い続けた。しかし、家族構成についてはすでにチェックされているため、お母さんは無理なのかと聞かれ、母は病気がちなので家を出られないと、とにかく嘘をつき続けた。

 

「それなら家まで送っていきますので、お母さんと顔だけ合わせてもらってもよいかな?」

 

なんなの?マジでなんなの?

ここまでされないといけないほど悪い事したの?

後悔と悔しさと怒りがごちゃごちゃになったまま、結局家までパトカーで送られ、母にも一連の出来事がすべてバレてしまった。

 

ちなみに、今回の件は犯罪として立件はされず、お店側の意向もあり、系列店を含むお店への出入り禁止だけで済みましたと警察に言われた。

 

お店の意向?ふざけんなよ、通報したのはお前らだろうが!そんな気持ちでいっぱいだった。もう二度とあの店にはいかない!もうスロットなんてしない!

 

僕のギャンブル人生の中でも1~2を争う、最悪な出来事でした。

 

 

~動画でわかるギャンブル依存症の原因とその治し方~
▶その1:ギャンブル依存症の正体とその治し方
▶その2:依存症克服の邪魔をする現実への対処法
▶その3:ギャンブルをやめるには「やめる」をゴールにしないこと

 

まとめ

この話は、一生封印しておきたいくらい、情けなくて腹立たしい僕の黒歴史です。

正直なところ、今でもこの店員は許せません。もしどこかで会ってしまったら、何かしてしまうかも・・・と今でも考えてしまいますね。w

それくらい腹の立つ店長でした。

 

とはいえ、そもそも自分がスロットなんか行かなければよかっただけの話なので、怒りをぶつけるところもありません。

 

当時の僕はもうどっぷりスロットに浸かっていて、しかも毎月5~15万円は負けるほどの負けっぷりで、精神的にもそうとう追い込まれていた時期でした。

毎日不安しかありませんでしたし、ちょっとしたことでイライラしていました。

 

そんな時期だったからこそ、そういうことが起こるのも自然の流れだったのでしょう。

やはりギャンブルをやっていて、いいことなんてないんだなと思い直し、しばらくはスロットに行かなくなったのが不幸中の幸いでした。

この事件だけギャンブルを辞められたわけではありませんが、きっかけの一つとなったのは確かですね。

-ブログ


  1. たけぐち より:

    5円×6枚=30円、20円×6枚=120円
    120円-30円=90円で警察沙汰ですか。
    7万使ってくれても、90円の不正は見逃したく無いんですね。

    自分も、今となっては恥ずかしい話ですが、
    隣の台に3玉程度残っていた玉を貰ったら
    「ダメです!玉拾い禁止です!」って店員に凄い勢いで咎められたことあります。
    4×3玉=12円・・・何万も毎日使っていたのに。

    パチンコ屋で何万も注ぎ込んでも、客と思っているのは自分だけで、
    パチンコ屋店員はこちらをただのクズorパチンカスとしか思っていません。

    他のクズにも、近くにも寄っていないのに
    「カード盗っただろ」と詰め寄られたりすることあるし、
    パチンコ屋になんて入らないのが一番です。

    あんなとこで犯罪者扱いされて人生棒に振るなんて
    絶対に有ってはならないと思います。

    自分も依存症だったけど、もう行っていません。

    • コウジ より:

      たけぐちさん

      この話については、今でも僕のトラウマのひとつになっています。なぜなら、本当にあと一歩のところで僕は前科がついていたわけですから。何時間も警察署で取り調べを受けるあの苦痛は、尋常ではありませんでした。

      まあでも、自分がパチンコをしていなければ起こらなかった出来事ですし、これがあったおかげで今の僕があるとも言えるんですよね。きっと神様が、僕に立ち直るチャンスをくれたんでしょうね。

      たけぐちさんのおっしゃる通り、パチンコ屋にはまともな人間はいないと思ったほうがいいです。そんな空間に入っていいことなんて何一つないです。
      パチンコをやめて、本当によかったなあと思います(^^)

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著書

 

コウジ

小学生時代から親についてパチンコ屋に出入りをし、高校生時代には早くもパチンコ依存症を発症。

大学時代、社会人時代と依存症を悪化させ、作った借金は総額1500万円にのぼる。

22年間依存症を抜け出せなかったが、債務整理とネットビジネスに救われる。

依存症に苦しむ人たちに、依存症を抜け出す手助けをしたいとブログを開設。

 

コウジの依存症遍歴