依存症

勝ちやすい台、負けやすい台という情報、鵜呑みにしていませんか?

ネット上でよく見かける、検証系のサイト。

 

パチンコだったり、スロットだったり、どの台が勝ちやすいかを、台のスペックとか実践値とかから算出しています。

 

例えばこんな感じです。

————————————–

機種○○

16R確変(xx個) ○%
12R確変(xx個) ○%
4R確変(xx個) ○%
2R確変(xx個) ○%

 

平均出玉 :○○個

考察:○○は実践上、○○の台よりも出玉が多くとれて、1回の出玉期待値は○○個でした。換金率が○○であれば、・・・・。

————————————–

 

こんな感じで色々な台を詳しく考察しながら、勝ちやすいとか勝ちにくいとか、検証結果を教えてくれているわけです。

 

もちろん、僕はこのデータについて詳しく調べたわけではないですし、もうギャンブルをしていないので打ったこともない台ばっかりですので、これが本当か、本当でないかはまったくわかりませんし、こういった検証サイトを疑うこともまったくありません。

 

ですが仮にこのデータが本当だとしても、じゃあこういうデータを当てにして立ち回れば勝てるかというと「絶対に勝てない」ということだけは、はっきり言えるんですね。その理由は簡単です。

 

ホール側でいくらでも調整できるからです。

 

 

 

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▶その1:ギャンブル依存症の正体とその治し方
▶その2:依存症克服の邪魔をする現実への対処法
▶その3:ギャンブルをやめるには「やめる」をゴールにしないこと

 

ホールに不利な台は、ホールには置かれない

例えば、あなたがホールの経営者だとします。

Aというパチンコ台のスペックが甘い!という評判が世間に広まったらどうしますか?

 

もし本当に甘いなら、釘をしめませんか?

 

僕なら、甘いと思って群がってくる客はいいカモだと思って、釘を占めて徹底的にぼったくります。甘いと思ってくれているうちに、回収しちゃいます。

「この台は甘い」と思ってくれるなんて、こんなにいい宣伝はないですよね。

 

では逆に、もし本当に甘くて、店側でもコントロールできない台だったとしたら、どうしますか?

 

簡単です。撤去します。

 

だってそんな台、置いていても損するだけですから。客がくればくるほど損する台なんて、おいていても意味ないですよね。

 

つまり、客が手にする情報なんて、ホールのさじ加減ひとつでなんとでもなるんです。僕らが有利に立ち回れることなんて、一切ないんですよ。

 

 

スロットで言えば、「3×3EYES(サザンアイズ)」という台が甘いと有名ですね。けっこう高い技術介入(目押し)が必要ではあるものの、目押しがちゃんとできる人なら設定1でも機械割は100%を超えるという台です。

さらに設定Cというものがあって、ボーナス合算が突出して良いため、判別がしやすく、勝ちやすいという台ですね。

 

 

この台は本当にそういう台なんで、スロプロの人が毎日朝から狙っている台です。

 

こういう台は、低設定にしてもプロみたいな人しか座らないから回収できないし、目押しできない一般の客は打ちません。

つまり、ホールにとって旨味の少ない台なんですね。

 

 

そんな台、ホール側からすれば必要のない台なんです。しいて言えば、それを狙ってきて座れなかった客が、他の台を打ってくれるくらいのものでしょう。

 

そのため、ほとんどのホールは導入していませんし、導入しているホールもせいぜい1~2台。どんなに甘い台でも、ホールになければ勝ちようがないんです。

 

 

情報に踊らされる現代のパチンカー

今は、昔と違っていつでもどこでも情報を手に入れられる時代です。

台のスペックも、ホールにいながらスマホで調べられます。それが当たり前です。

 

ですが、そういう時代になればなるほど客は賢くなって有利になるかというとむしろ逆で、台の判別の難易度も上がってくるんですよね。

 

なぜなら、誰もが情報を調べられるという前提でメーカーは台をつくらないといけないわけですから、簡単に設定判別されたりすると困るわけです。なので、ちょっとくらいの遊戯回数では判別できないように、確率の分母を大きくしたり、判別要素を分散したりするわけです。

するとどうなるか。

 

相当な試行回数を重ねないと判別なんてできなくなります。

 

つまり、判別する前にボロ負けするってことです。

 

 

ボロ負けしていてもまだ高設定の可能性を信じて打ち込まされることも多いです。

これが現代のパチンコ、スロットの典型的な負け方ではないでしょうか。

 

 

 

知っているつもりの人ほど踊らされている

まだ少し前なら、台の知識も役にたっていた時代もありました。ですが今は、「知ってしまっているからこそやめられない」という弊害のほうが多いと思います。

 

天井に行ったところで、わずかな出玉のATが確定するだけなのに、天井を知っているがゆえに、途中でやめることはできなくなってしまいます。

 

レギュラーが多いほうが高設定の可能性が高いというだけで、レギュラー地獄の台に5万も6万も突っ込んでしまいます。

 

456の確定画面が出たといって、使ってはいけないお金まで突っ込んでしまいます。

 

 

これらは、知らなかったほうが軽症で済んだというケースばかりです。

なまじ知っているからやめられなくなります。みんなが知っているとわかっているから、人に取られることを嫌います。ハイエナされるくらいなら自分で打ち切ろうと考えます。

 

まさに、知識に踊らされた負け方と言えますね。

 

 

パチンコをしている限り、自分に有利な状況は生まれない

パチンコなんてしている限り、自分だけに有利状況なんて絶対にありません。ホールの手のひらの中で、他の客と奪い合いをするくらいしかできることはないんです。

 

甘いと噂がたった台は、もうホールによって対策されています。

「あの店は勝てる」と評判になった時には、もう回収に入っています。

知識があっても、判別できた時にはもう負けています。

 

 

 

客側がどうあがいても、すべてはパチンコ屋の意のままに踊らされているだけなんです。

 

まだ「知識があればパチンコ・スロットで勝てる」と思っている人は、そこに早く気づいてほしいと思いますね。

 

 

一人でも多くの人が、ギャンブルという名の合法的な詐欺の呪縛から逃れてくれることを願います。

コウジでした(^^)。

 

 

 

 

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著書

 

コウジ

小学生時代から親についてパチンコ屋に出入りをし、高校生時代には早くもパチンコ依存症を発症。

大学時代、社会人時代と依存症を悪化させ、作った借金は総額1500万円にのぼる。

22年間依存症を抜け出せなかったが、債務整理とネットビジネスに救われる。

依存症に苦しむ人たちに、依存症を抜け出す手助けをしたいとブログを開設。

 

コウジの依存症遍歴