パチンコやスロット、ギャンブル依存症の人がギャンブルを忘れられない原因として、勝った記憶が忘れられないというものがありますよね。
勝った時の記憶、本当に全部覚えていますか?
でも、ずーっとギャンブルをしてきて、これまで勝った時の記憶って、そこまで鮮明に覚えてますか?
覚えてるのって、ごく最近のものだけじゃないですか?
それよりも、負けた回数のほうが多いはずですよね?
ギャンブル依存症歴22年だった僕としては、はっきり言って勝った記憶なんてほとんど覚えてないです。今となっては、勝った記憶なんて2~3つくらいのものです。
むしろ大負けして、死ぬほど後悔して、やばいやばいどうしようって思った時の記憶のほうが多いです。
ボロ負けして、
「10万全部負けてしまった、なんで俺はこんなところにいるんだ、どうしたらいいんだ」
って、はきそうになりながらそれでもホールを徘徊していた記憶ばっかり覚えています。
明らかに負けた時の記憶のほうが多いんですから、それならパチンコなんて嫌になるはずなんですが、そうはならない。
これはなぜなんでしょう。
つまり、「勝った時の記憶が忘れられないというのは間違い」なんです。
それは、本当に初期の初期、ギャンブルを覚えたての頃の話なんですね。
ギャンブルに依存してしまうのは潜在意識の働き
ギャンブルがやめられなくなる根本的な原因は、潜在意識です。
潜在意識は、日々の日常をそのまま忠実に記憶しています。
それがいいことであろうと、嫌なことであろうと関係なく、そのまんま記憶しているんです。
パチンコ屋やスロットホール、競馬場にいる自分の姿をまるまるイメージとして記憶にやきつけています。
そして、明日もあさっても、これからもずーっと
「そのままの自分であろう」とします。
それが潜在意識の働きなんです。
だから、
・明日行けば取り返せるかもしれない
・明日こそ勝ちたい
・支払いが足りないからパチンコで勝負するしかない
・一人暮らしでさみしい
など、ギャンブルをする口実を自分に与えてくるんですね。
そして、自分が明日もパチンコ屋に行くように働きかけてくるんです。
つまりパチンコがやめられないのは、
「潜在意識がパチンコのことでいっぱいになっているから」
それだけなんです。
具体的な説明と、その潜在意識の治し方はこちらで書いてますので、もうギャンブルをやめたいと思う方はこちらをお読み下さい。
それではコウジでした。