パチンコ、スロットの社会の汚染度は恐ろしい
先日、当サイトにコメントを頂いた方がおっしゃっていたのが、「ギャンブルをやめた代償として、大好きなアニメが見れなくなった」ということでした。
アニメを見るとギャンブルを思い出して行ってしまうから、みれなくなってしまったそうなんですね。
それを聞いて、なるほど、そういう弊害もあるんだなと感じるとともに、「そう考えると、パチンコの社会への汚染度ってすごいな」と、今さらながらに気づきました。
思い出のアニメ「北斗の拳」
僕がスロットに本格的にはまったのが、初代スロット「北斗の拳」でした。
それまではどちらかというとパチンコ派でしたが、そこから一気にスロット派に転向しましたね。
北斗の拳はまさに僕の青春時代の代表的な漫画で、毎週心待ちにしていた週間少年ジャンプで連載されていた漫画です。知らない人はいないほど有名な漫画ですよね。
その北斗の拳をはじめ、アニメでは、
天才バカボン、おそ松くん、まどか☆マギカ、ガンダム、犬夜叉、キン肉マン、おぼっちゃまくん、シティーハンター、新世紀エヴァンゲリオン、ど根性ガエル、ベルサイユのばら、カイジ、ヤッターマン、ハットリくん、笑うせぇるすまん、ルパン、らんま、リングにかけろ、ハイスクール奇面組、タイガーマスク、コブラ、ゴルゴ13、あしたのジョー、宇宙戦艦ヤマト、ゲゲゲの鬼太郎、ハクション大魔王、etc・・・。
アニメとタイアップしたパチンコ、スロット台って、ちょっと思いつくだけでこれだけ出てくるんですよね。
さらに、ゲームも加えると、
悪魔城ドラキュラ、天外魔境、モンスターハンター、サクラ大戦、電車でGO、桃太郎電鉄、龍が如く、バーチャファイター、バイオハザード、ひぐらしのなく頃に、ガールフレンド(仮)、メタルスラッグ、鬼武者、ダービースタリオン、ゼビウス、etc。。。
さらには、子供向け番組では、
ウルトラマン、ギャバン、月光仮面、GARO、ゴレンジャー、キカイダーetc。。。
ドラマでは
冬のソナタ、必殺仕事人、水戸黄門、暴れん坊将軍、銭形平次、遠山の金さんetc。。。。
これ、やばくないですか?
これらは全部、誰もが知っているアニメやゲーム、TVとかばっかりですよね。
人の心に染み込んだ、子供の頃の思い出や懐かしのもの、こういうイメージを狙って人をギャンブルに取り込もうとしているわけです。
こうやって、誰もがいつでも目にするものにパチンコ・スロットを絡めることで、常にギャンブルのイメージから離れられないように仕向けられているわけですね。
今では、全体の8割がタイアップ機だと言われています。
こうやって、あの手この手を使って業界はパチンコユーザーを引き込んできたわけです。実際、これまでパチンコなんてしていなかった若者も、自分の好きなアニメつながりでパチンコにハマってしまった人はかなり多いでしょう。
事実、台の仕様自体はたいして面白くないのに、自分の知っているアニメの名シーンが出てくるだけで、懐かしさや感動を思い出して、台そのものが面白いかのように錯覚していることは少なくありません。
こうやって、よき思い出が知らず知らずのうちに洗脳に利用されているのが、実態と言えますね。
なぜタイアップ機が作られ続けるのか
なぜこんなにもタイアップ機が作られるようになったのかというと、もちろんタイアップ機のほうが客を取り込みやすいというメーカー側の思惑もさることながら、実は「タイアップされる側にもうまみがある」というのが実態なんですね。
実は、タイアップされたアニメやゲームなどは、タイアップされることで再び脚光を浴び、グッズやDVDなどの売上が伸びるということがわかったんですね。
そのために、昔の古いアニメやゲームがタイアップ機としてどんどん出てくるわけです。どの世界も、やっぱり利権が絡むと弱いですね。
ドラゴンボールよ、永遠なれ
そんな中、あの超有名な漫画、ドラゴンボールだけは、未だにパチンコとのタイアップが果たされていません。理由は定かではありませんが、「鳥山明先生がタイアップを認めないから」というのが理由とされています。
僕もパチンコ依存症時代は、「ドラゴンボールの台が出ないかなあ」なんて期待していたものですが、今となっては、絶対に出てほしくないですね。もしドラゴンボールがパチンコ化してしまったら、おそらくものすごい数のパチンコユーザーが増えるのは間違いないでしょう。
ギャンブルを卒業した僕でさえ、ドラゴンボールが出たとなると、一度は打ってみたくなります。。。
一気にパチンコ業界が巻きかえすだけの破壊力のある、それくらいものすごいアニメです。ですから、パチンコ業界関係者にとっては、ドラゴンボールのパチンコ化はまさに悲願とも言える目標でしょう。
ドラゴンボールは世界中の人の心に染み込んだ、名作中の名作です。僕にとっても深い思い出があり、唯一無二のアニメです。ですから、ドラゴンボールのアニメ化だけは絶対にあってはなりません。
鳥山明先生、頑張れ!!!!
それでは、コウジでした(^^)/