出玉規制によって、ますます勝てない、遊べないものになってしまったパチンコ・スロット。
スロットは6号機になり、有利区間や2400枚規制など意味のわからない縛りができました。
パチンコも最大出玉数1500個、ラウンド数の上限10ラウンドなど、遊技者にとって不利でしかない規制がかかり、もはや遊技の体をなしていない状況です。
そもそも、パチンコの初当たりが400個などのゴミのような出玉になったのは、本当に理解ができませんね。
319分の1の確率を当てるのに、いったいいくらかかるのか。そこは野放しにして、出玉だけを制限するのは、一体なぜなのか?
突っ込みたいところは山ほどありますが、それによってパチンコ・スロット離れが加速するのであれば、悪いことばかりでもないかもしれません。
やめられずに苦しんでいる人へ
もし今、あなたがパチンコ・スロットをやめたいと思っているのなら、それは素晴らしいことです。
やめたいと思えるだけで一歩前に進んでいる証拠です。
ただ、やめたいと思うだけではやめられないのがギャンブル。
僕自身、やめたいやめたいと思い続けて、結局22年もの月日をギャンブルで失ってしまいました。ですが30代後半にしてようやく、ギャンブルをやめる方法をみつけることができました。
そんな僕が、あなたに伝えたいことはひとつ。
ギャンブルをやめたいなら、ギャンブルをやめたいと思いすぎないほうがいいということです。
なぜなら、「ギャンブルをやめたい」と思うことは=「ギャンブルをやりたい」と思っていることと同じだからです。
「やめたい」も「やりたい」も、フォーカスしているものがギャンブルです。
ギャンブルのことを考え続けているという点で、どちらも同じなのです。
ですから、ギャンブルをやめるために必要なのは、「ギャンブル以外のものに意識を向けること」です。
ギャンブル依存症は潜在意識から治す
ギャンブル依存症とはすなわち、あなたの潜在意識がギャンブルのイメージでいっぱいになっている状態のことを言います。
例えば朝起きた時、すでにパチンコのことを考えていませんか?
通勤中、仕事中、お昼休み、トイレでもお風呂でも。そして寝る瞬間まで、パチンコ・スロットのことを考えていませんか?
それはきっと無意識で、自分では自覚がないはずです。ですが、あなたは頭の中でギャンブルのことを考えているのです。
それは過去の習慣、日常生活、思考のクセなど、あなたが今日まで繰り返してきたものが潜在意識に染み付いているために起こります。
そして、頭の中で考えている以上、あなたは明日もパチンコに行くのです。
あなたがサラリーマンなのは、先に頭の中でサラリーマンだからです。
あなたが主婦なのは、先に頭の中で主婦だからです。
それと同じように、あなたがパチンコに行くのは、先に頭の中でパチンコをしているからです。
ですから、ギャンブルをやめるために必要なのは、パチンコをやめる方法を探すことではありません。
あなたの潜在意識を浄化するための、別の新しい趣味や目標を探すこと。そしてそれに夢中になって取り組むことです。
ギャンブルをやめたいと思い続けても、あなたの潜在意識は変わりません。パチンコ・スロットで埋め尽くされたまま、何も変わっていません。
それではたとえ半年、1年ギャンブルを我慢できたとしても、またいつかスリップします。
また元のギャンブル生活に戻ってしまいます。
大切なのは、潜在意識を別のもので埋めること。ギャンブル以外の習慣で上書きすることです。
そうすることによって、いつのまにかギャンブルのことなんて忘れていられるようになるのです。
方法論ではやめられない
・お金を持ち歩かない
・家族に見張ってもらう
・パチンコ動画をみない
・ホールに近づかない
ギャンブルをやめる方法として、こうした方法はよく耳にします。僕も実践していたことがあります。
ですが、実際にこれらを試してうまくいったという人はあまりいないのではないでしょうか。
なぜなら、これらはすべて我慢するための方法であって、苦しさを伴うからです。苦しい方法は長続きしませんし、根本的にはなにも解決していないからです。
先ほどもいったように、ギャンブル依存症は潜在意識の病気です。その潜在意識を変えることなく、我慢だけを自分に強いても苦しいだけです。
結局はその反動で、より大きくスリップしてしまうことになるのです。
ですから、自分への制約を課すような我慢はやめましょう。
それよりも、パチンコよりもワクワクすること、夢中になれることを本気で探すほうがいいのです。
最後に
これからもパチンコ・スロットはますます勝てないものになっていきます。
遊技者人口が減り続けている中、やめられない人だけがどんどん搾取されていきます。
1人でも多くの人が、パチンコ・スロットという詐欺まがいの公的ギャンブルから逃れてほしい。
そして、みんなにしあわせな人生を取り戻してほしいと、心の底から願っています。