お金がない時によぎるパチンコのイメージ
パチンコ依存症の怖さは、お金の不足感とつながっていることにあります。
「もうギャンブルはやめた」と思っていても、「今月お金が足りない」「あれがほしいけど、高いしなあ」など、お金がほしいと感じた時に、ふいにパチンコが頭に浮かんできます。
僕も依存症を脱出した1年目は、ふと気を抜くと、すぐにパチンコのことが浮かんできていました。
その頃はまだまだお金に余裕がなく、なんとかギリギリ生活できていた頃で、「これとこれを払ったら、もうほとんど残らないなあ」と思うと、途端に「パチンコに行ったら勝てるかな」という感情がよぎるんですね。
自分としては、もう完全にギャンブルなんて忘れることができたと思っていても、やっぱりふとしたタイミングで、またパチンコのことを考えてしまうことがあるんですよね。
しかもそのタイミングって、決まってお金の不足感を感じたときなんです。
これが依存症の怖さなんですよね。
そうやって、ふとパチンコのイメージが浮かんできた時も、「自分はもうギャンブルなんてやめたぞ」というセルフイメージを毎日繰り返していたおかげで冷静に払いのけることができましたが、同時に「ギャンブル依存症って本当に怖い」と再認識した瞬間でもありました。
絶対に負けるのに勝てるイメージがあるギャンブルの怖さ
何が怖いって、負けるとわかっているはずなのに、「勝てるかも」っていう感情が湧いてくるところですよね。これまでパチンコ・スロットだけで1500万円の借金を作った僕が、なぜ勝てると思ってしまうのか。
これがギャンブル依存症の怖さなんですよね。
ギャンブル依存症と戦っている人も、きっと同じような苦しみと向き合っているかと思います。
ぜひ頑張って、ギャンブルのないしあわせな自分を取り戻しましょう。
コウジでした。